家づくりは決断の連続 〜住まいの形態〜

家づくり

”人生は選択の連続である”
という有名な言葉がありますが、
家づくりなんてまさにそれ。

今後の家族の人生を左右しかねない選択を
いろんな制約の中で決めなきゃならない。

もう「いいぃぃぃぃぃーっ!!」
ってなりません???
私はなりまくりです。

そして最終的にいつも
「宝くじさえ当たれば…」
という現実逃避の極みに着地します。
年末ジャンボぐらいしか買ってもいないのに!


ということでこれから、
家づくりに関わる大きな決断をいくつかに分け、
私なりの捉え方・考え方を
シリーズで記していきたいと思います。
自分と考え方が合っても合わなくても
そういう考え方もあるのか、と
参考にしたり共感してもらえれば嬉しいです。

今回は、住居形態に関して
私おむすびが数ある選択肢の中から

やっぱり新築!注文住宅!と思うに至ったプロセス

でお送りしたいと思います〜。

購入 vs 賃貸

はい、これよく見るやつ〜。
定番中の定番のやつ〜。

で、金銭面で言えば
もうどこの何を見たって結論は
どっちを選んでもほぼ一緒!
なんですよね。
以前書籍でしっかりその理由を
説明しているのを読んだことがあって、
世の中うまいことできてるんやなぁ
と感心したのを覚えています。


じゃぁ賃貸は何が魅力かって言えば
いくらでも住み替えが可能である
のが1番じゃないかと。

今の世の中、心配事は絶えません。
ご近所トラブルがあったら…
子どもが将来イジメにでもあったら…
万が一離婚にでもなったら…

縁起でもないけど、無いとも言い切れない。
それに毎年のように起こる自然災害
家が一瞬のうちに濁流や土石流に
押し流されていく映像、
もう何度見たでしょう。
その度、家なんて持つもんじゃないかも(泣)
と思うのも事実です。


でも、それでもやっぱり私は家が欲しい。
何があってもここが私の家なんだ、って
「所有する安心感」が欲しい。
家族の歴史と思い出を刻んでいく家が欲しい。
いくらでも自分の好きなように変えられ、
愛着を持って手入れも楽しめる家が欲しい。

そして何より「家」そのものも
もちろんなんですが、
いっぱい調べて、考えて、悩んで、話し合って…
っていう「家を建てる経験」
味わって、楽しみたい。
自分の理想や希望が形になる
ワクワク感を味わいたい!

そして最後の一押しで
これも書籍で読んだ内容なんですが、
”金銭的な総支払額はほぼ同じでも
得ることができる「住宅の質」
賃貸と購入では大きく違う”
というのを読み、
もう私の中ではゆるぎなく
「購入」がWINNERとなりました。

その理由としては

  • 単純に広さが違う=㎡単価に大きな差
  • 賃貸には「大家さん」の存在がひとつ多いため
    住宅そのものにではない支払いが増
  • 購入は住宅性能や設備も全て自分で決められる
    =快適性に差

なんかが記されていました。

注文?建売?中古リノベ?マンション?

マンションも魅力的な点はたくさんあります。
共用施設が豪華で充実してたり。
駅近なことが多く、
それだと将来売ったり貸したりの選択肢も。

でも私は家をつくる過程を味わいたいし
買うのであれば上下左右に気を使わず
のびのびと暮らしたい。
ので、おむすび的にマンションはナシ。


建売りは実際何軒か見て回りました。
でも、全くと言っていいほど心が動かない。
見てて「ここがイイ!欲しい!住みたい!」
と思えなかった。
それどころか見れば見るほど気持ちが沈む…
自分の気持ちは正直です、嘘はつけません。
注文住宅に比べたら、はるかに安く
マイホームを持つことはできます。
でも、安いと言っても大金には変わりない
この先何年もかけて支払いを続けて
手に入る家がこんな感じなら、
私は今のまま賃貸でいいや。
と思ったので建売りもナシ。


1番悩んだのが中古リノベーション
(なんなら今もまだ少し迷っている)

おむすびは古い物が結構好きなんです。
新品ピカピカよりも、
使い込んで味のあるようなものが好き。
中高生の頃から古着に慣れ親しみ、
革製品なども大好き。
当然、古民家なんて大好物です。
というか、みんな好きでしょ?
古民家カフェとか古民家〇〇みたいの。

だから本当の理想としては
古民家をリノベーションして
雰囲気や古くて良い物はそのまま活かして、
ってしたかったんです。

そして更に言うなら
自分でDIYとかやりたかったんです。
壁塗ったり、漆喰塗ったり、タイル貼ったり…
ああー!絶対楽しい!!
想像しただけで楽しい!!
しかもそれで節約できるなら最高!!

けど。
実際問題、リスクも多いじゃないですか。
買って開けてみなけりゃ状態もわからない。
木が腐ってるかもしれんし
シロアリにやられてるかもしれんし
これなら全部解体した方が早いのでは?
みたいな事にならないとも限らない。
地震も怖いしなぁ。

それにやっぱり「快適性」では
絶対に敵わないと思うんですよね…
おむすびは冷え性なのもあり、
とにかく寒い家が嫌!
家で防寒なんて、もうしたくないの!!

とそんな感じで
理想・憧れ安全・快適
を天秤にかけると、やっぱり後者に軍配
毎日の生活は、ベースは、
快適に勝るものはないよな…。
古民家は食事や宿泊で楽しみに行けばいいか
という所で一応落ち着きました。

結局、注文住宅新築が1番コスパ良し?

購入時のイニシャルコストで言えば
注文住宅はどうしたって高くつきます。

でも長い目でみれば
・できるだけメンテナンス費用のかからないものを選ぶ
・これからもどんどん上がり続けるであろう
 電気代などに備え、省エネで暮らせる性能にする
・老後、大規模なリフォームが必要ない家
 あらかじめしておく

これらにしておくことで
トータルすると決して高い買い物にはならないんだ
という事を学び、納得しました。

だってローンと同時進行
生活費やら光熱費やら
必要とあらばリフォーム代まで
かかってくるんですもんね。怖っ。

20代の若い年齢で家建てるわけじゃないので
おむすび夫婦には今後、
もうそんな馬力ないもん。
始めからしっかりした家建てておくことが
最大のリスクヘッジだわ。



そんなこんなで今に至ります。

こうしておむすびは夢のマイホームへ向け
今日も邁進するのでありました。

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